【初心者必読!】香港エクスプレス航空で失敗しないための5つの重要ポイント

海外旅行の費用の大部分を占める航空券代。
そのため、LCC(Low Cost Carrier)いわゆる格安航空会社を選び、費用は少しでも抑えたいものですよね。
今回、LCCである香港エクスプレス航空の航空券を公式サイトで予約してみて、「知って得、知らずに損」という点がいくつかあることに気づきました。
この記事では、香港エクスプレス航空券予約の5つの重要ポイントを、実際の予約画面のスクリーンショットを交えてわかりやすく解説します。
- 4つの運賃タイプを理解し、自分に合ったものを選ぼう
- 航空券予約は1日でも早くしよう
- 【要注意】予約人数で運賃が異なるかもしれない?
- 予約前に!公式サイトと旅行サイトを比較しよう
- LCCには多少の不便があることを知ろう
ぜひ、香港エクスプレス航空「以下:香港エクスプレス」予約時の参考にしてくださいね!
この記事を書いた人

名前 / Name
紅茶
海外渡航歴 / Overseas travel history
10ヶ国・30回以上(常夏な国多め)
旅スタイル / travel style
航空券は安く、ホテルは贅沢派。
世界遺産や絶景を求め、海外へ!
香港エクスプレス航空の4つの運賃タイプ
運賃タイプ | ウルトラライト | ライト | エッセンシャル | マックス |
---|---|---|---|---|
機内持込み手荷物 | 身の回り品1個 | 身の回り品1個 機内手荷物1個 | 身の回り品1個 | 身の回り品1個 機内手荷物1個 |
預入れ荷物 | 加料金 | 加料金 | 20kg上限が1個 | 32kg上限が1個 |
座席指定 | 加料金 | 加料金 | 加料金 | スタンダートシート選択可 |
こちらの表のように、香港エクスプレスには「ウルトラライト、ライト、エッセンシャル、マックス」と4つの運賃タイプがあり、自分の旅行スタイルに合わせて選ぶことができます。

ウルトラライトが最安で、最も高いのがマックスです。


機内持込み手荷物の詳細(サイズや重量など)は、上記をご参照ください。
【搭乗者全員共通】無料の機内持ち込み可能サイズをチェック
4つの運賃タイプ全てに共通して「身の回り品1個」は追加料金不要で機内に持ち込むことができます。


この身の回り品とは、サイズが「40×25×20xcm以内」のもの一つが対象です。
バッグや小さいスーツケースなどの機内手荷物とは異なるため間違えないよう注意してください。

香港エクスプレスの公式サイトの運賃タイプ表には「身の回り品にはサイズ制限あり」と注意書きがあります。
ただ、肝心のサイズが明記されておらず、重さ7kg以内になれば何個でも問題ないと思いがちです。
実際はサイズが「40×25×20cm以内」のもの一つだけのため、かなり小さいサイズ感のものしか無料ではありません。

どの運賃タイプが良いのか
一般的な2泊3日や3泊4日の海外旅行の荷物を想定した場合、ライトかエッセンシャルのどちらかの運賃タイプを選べば間違いないです。

- 運賃重視:ライト
- 荷物重視:エッセンシャル
もしライトでもエッセンシャルでも荷物の量がカバーできない恐れがある方は、身の回り品+機内手荷物+32kg預入れ荷物をカバーできるマックスを選ぶと間違いないです。
このプランは、座席指定も無料でできます。
ただ、2泊3日・3泊4日ほどの日数であれば、ライトかエッセンシャルでも十分問題ないかと思います。

2人以上で行く場合、どちらかに機内持込み可能プランがあると空港でお土産を買う場合や機内で快適に過ごすためのネックピローなどを持ち込めるので、おすすめです。
ただ、7kgという重量制限をお忘れなく。
機内持ち込み手荷物の注意点
空港でチェックインする際に、機内に持ち込む手荷物に、このようなタグをつけてもらいます。
福岡空港出発時はこのタグを付けられましたが、香港国際空港出発時は特に何もチェックもなく、タグを付けられることもありませんでした。

この時、香港エクスプレスの方から機内持ち込みの個数は決まっているので、空港でお買い物されたとしても、荷物を規定の個数以下となるようにまとめてくださいと言われました。
ただ、意外だったのが、機内持ち込み品のサイズや重さを測られることはなく、明らかにサイズオーバーのリュックを持った方もいらっしゃいました。

私は事前にメジャーで規定のサイズを超えていないか確認しました。
香港エクスプレスの航空券予約は1日でも早くする!
航空券予約の時に考えるのが、もちろん出発時刻と到着時刻ですよね。
私も、現地到着時間に合わせて何をしようかという「予定」と「航空券の運賃」とを考え、どの便にするか決めかねていました。

ようやく、この航空券で予約しよう!と決めたのですが、夜も遅く、また疲れており、予約時に何か間違えたら嫌だなと翌日の朝に予約しようとその日は寝てしまいました。
翌朝、予約のためホームページを開いて、驚きました。
なんと航空券運賃が2倍になってたのです。

この時、運賃は一人あたり12,900円でした。

しかし、上記のスクリーンショットのように、翌日には一人あたり28,000円と2倍以上になってました。
皆さんには、もし予約する便をこれだ!と決めたら、一日でも早く予約することをおすすめします。
予約人数によって変動する運賃

今回、ライト・エッセンシャルと運賃タイプの異なる航空券を取るため、搭乗者を一人で、予約しようとしてました。
ここで、また驚きだったのが、搭乗者数(予約人数)によって運賃に差があったことです。
香港エクスプレスは、予約する人数によって運賃が多少異なるようです。
ここで、皆さんも当然、一人より二人の方が安いんでしょ?
とお思いですよね。しかし、なんと一人の方が安いんです!

上記、スクリーンショットを見ていただければわかりますが、同じ日付、同じ運賃タイプにも関わらず、運賃は2名で予約するよりも、1名で予約する方が安く設定されてました。
- 搭乗者2名の場合:一人あたり10,900円
- 搭乗者1名の場合:一人あたり7,300円
搭乗者1名で予約した方が3,600円も安かったのです。
一人一人で航空券を予約する際の注意点

よし!搭乗者数は1名づつだね!

一人づつで予約する場合の考えうるリスクを紹介するので、もう少し予約はお待ちください。

一人づつで予約する際の最大のリスクは、一人が予約を終えた後にもう一人の予約をしようとしたら「満席で予約不可」というものです。
そのため、一緒に旅行される方と最悪一緒の便でなくても大丈夫な方だけにおすすめします。
今回一人目の予約を終えた後、一人目に予約した便が、満席なのか何かわからないですが表示されず二人目の予約ができず、すごく焦りました。
事前に、一人目の予約後に座席指定画面にて、空席がどのくらいあるのか確認。
まだ空席はいっぱいあるなと思っていました。
(7割ほど座席指定されてなかったです。)
後から気づきましたが、LCC故に皆、航空券代は抑えたいもの。
わざわざ追加料金を支払ってまで座席指定をする人が少なかったので、あれほど空席があるように見えたんだと思いました。

実際、その飛行機に搭乗してびっくりしたのですが、満席!でした。
予約人数の結論
どうしても一緒に行動したいか、最悪、数時間ズレるくらいなら別便でも構わないという方は、一人一人予約で運賃を抑えるチャレンジをしてみても良いでしょう。
香港エクスプレス公式HPと旅行サイトとの比較
香港エクスプレスの航空券は、公式HPやTrip.comなどの旅行サイトで予約することができます。
私は普段、Trip.comにて一括比較してから航空券は予約するようにしてます。
そのため、今回も一度Trip.comで金額や出発・到着の時間帯を調べて、公式とどちらが安いか比較しました。
もちろん時期や便にもよりますが、Trip.comが安い時もあれば、公式HPが安い時もあるので、一度、比較してから予約することをおすすめします。

比較時には、手荷物の個数や重量制限を見落とすことのないように!
LCCの宿命?着陸後のターミナルへの移動時間
日本でいうANAやJALなどのFSC(フルサービスキャリア)と違い、今回の香港エクスプレスのようなLCCだと空港ターミナルから飛行機までの距離が遠くバスで移動するということもよくあります。

今回、香港到着後はバスでターミナルへの移動でした。
これの何が問題かというと航空券予約画面に表示される到着時刻とは着陸した時刻を指します。
そのため、これをもとに旅行計画をたてると、着陸後にターミナルへの移動+入国審査があり、ここで時間がかかるため、予定通りに行かないことが多々あります。

到着時刻+30分〜1時間後に、入国できるイメージでいると良いでしょう。
今回、着陸してから、入国まで1時間以上かかりました。
よって、着陸後の時間間近で何かアクティビティやご飯の予約をした場合、予定時刻間に合わずいけないこともあるので、ある程度余裕を持って予約することをおすすめします。
まとめ
- 4つの運賃タイプを理解し、自分に合ったものを選ぼう
- 航空券予約は1日でも早くしよう
- 【要注意】予約人数で運賃が異なるかもしれない?
- 予約前に!公式サイトと旅行サイトを比較しよう
- LCCには多少の不便があることを知ろう
LCCである香港エクスプレスは多少の不便さはあるものの、運賃がFSCと比べて安く、自分の旅行スタイルに柔軟に対応できるのが魅力です。
航空券代については、福岡発・香港行きの片道料金の場合、一番安いプランだと5,000円、手荷物を最大限持って行けるマックスプランで約10,000円ほどで行くことができます。


香港エクスプレスの親会社であるFSCのキャセイパシフィック航空だと同日のエコノミークラスでも片道約6万円と10倍以上です。

ご自身の旅行スタイルに合わせて、手荷物を調整することで、費用を抑えることができるのは大きなメリットです。
LCCのため、一日の就航数が少ない、座席が少し狭い、機内食が出ない、ターミナルと飛行機が離れておりバスで移動しないといけないというデメリットももちろんあります。
ただ、費用面を考慮すれば、全然我慢できる範囲内かと個人的に思います。

また、似たような名前のFSCである香港航空という航空会社もあります。
間違えないようにご注意ください。
以上、香港エクスプレス航空で失敗しないための5つの重要ポイントについてでした!