【知らなきゃ損】マリオットアメックス海外旅行保険のリアル体験談と注意点を徹底解説!

- 海外旅行保険が適用される条件と申請方法
- スムーズに保険金請求するための手順と見落としがちな注意点
- 【併用可?!】海外旅行保険×ショッピングプロテクションのいいとこ取り
海外旅行中に「大切な携行品が壊れてしまった!」という経験、誰しも一度は思い浮かべることがあるのではないでしょうか?
実際、私は旅行中に2回、カメラを破損してしまった経験があります。
しかし、幸いにもマリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの海外旅行保険を利用することで、どちらのケースにおいても海外旅行保険を適用いただき補償を受けることができました。

これらの体験談を踏まえながら、保険金請求の流れやスムーズに申請するためのポイントを詳しくご紹介します。
また、海外旅行保険に加えて同じくマリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに付帯しているショッピング・プロテクションについて、海外旅行保険と併用する大きなメリットについてもお伝えします!

これからの旅行で役立つ保険に関する情報をしっかりとお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事を書いた人

名前 / Name
紅茶
海外渡航歴 / Overseas travel history
10ヶ国・30回以上(常夏な国多め)
旅スタイル / travel style
航空券は安く、ホテルは贅沢派。
世界遺産や絶景を求め、海外へ!
海外旅行保険がここまで使える!【マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの驚くべき補償内容】

マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下「MBAカード」)には、海外旅行中の万が一に備える手厚い旅行傷害保険が付帯しています。
正しい使い方を知っておくことで、現地でのトラブル時にも落ち着いて対応できます。
特に、補償対象となる機会が比較的多い携行品損害補償について、私の実体験を交えて詳しくご紹介します。

海外旅行中にカメラが壊れたけど、修理代40,000円補償されたの本当にありがたかった…!
自動付帯じゃない?海外旅行保険を有効にするには利用付帯!
まずMBAカードの海外旅行保険で注意しておきたいのが、自動付帯ではなく利用付帯という点です。

つまり、旅行代金をMBAカードで決済していないと、保険は適用されません。
- 航空券代
- 国際船舶のチケット
- パッケージツアーなどの料金
MBAカード保険規定集より抜粋。

私は航空券代をMBAカードで決済していたため、利用付帯となり保険適用となりました。
【携行品損害補償の補償額と注意点】年間限度額や1品ごとの上限もチェック!
MBAカード保険規定集では、携行品損害保険について、以下のように記載されております。
- 年間限度額:100万円
- 1旅行中の上限:50万円
- 免責額:3,000円
- 1つの携行品あたりの上限:10万円
1つの携行品あたりの上限である10万円は、時価額または、修繕費のいずれか低い額が保険対象となります。
保険会社にて減価償却などを考慮した上で算出された金額
どんなトラブルが保険対象?補償されるケース・されないケースを解説

- 盗難:旅行中に携行品が盗まれたケース
- 破損:携行品が事故や不慮の出来事で壊れたケース
- 故意または重大な過失による損害のケース
- 自然劣化や消耗による損害のケース
- 携行品の置き忘れ、紛失、または置き忘れによる盗難のケース
私の場合、2回ともカメラの破損なのですが、状況としては以下の通りです。
- 三脚が倒れたことによるカメラレンズの破損
- 首かけストラップが引っ掛かり、カメラ落下によるレンズの破損

どちらも偶発的な事故による破損のため、保険対象となりました。
家族や同行者も補償される?適用範囲をチェック!

結論、家族は制約付きで補償対象となり、家族でない同行者は対象外となります。
家族や同行者への適用範囲・条件、注意点は以下の通りです。
- 基本カード会員の配偶者
- 生計を共にする家族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族)
家族への保険適用範囲の最大人数は、配偶者や生計を共にする家族から最大3名までになります。
- 同行者は補償対象外
- 同行者が家族カード会員または生計を共にする親族であれば適用可能
※友人や生計をともにしない親族は、補償対象外となります。
また、注意点ですが、家族がこの海外旅行の補償を受けるためには、基本カード会員が家族分の旅行代金をMBAカードにて決済しておく必要があります。

細かい制約条件はありますが、MBAカードで家族全員分の旅行代金を決済することで、万が一の際、家族の分も補償されるのは、大きなメリットの一つです!
実際に保険を使ってみた!保険金請求までの流れと注意点まとめ
ここでは、私が実際に海外旅行中に携行品を破損してしまい、MBAカードの海外旅行保険を利用して保険金を受け取った手順をご紹介します。
初めて保険を使う方でもわかるように、ステップごとに丁寧に解説します!

やるべきことがわかっていれば、焦らず保険金請求することができます!
STEP1:トラブル発生時に最優先ですべきこと
携行品が破損してしまったら、まず破損状況がわかる写真を撮ることが大切です。

- 本体の破損箇所がわかるように撮影
- 付属品や破片など、対象となりそうなものは全て撮影
- 修理前に必ず破損箇所含め全体も再度撮影する
- 破損物をすぐに処分しないこと(※保険金請求完了まで)

私は、カメラのレンズ保護フィルターも破損した写真を撮っておいたおかげで、保険金を受け取ることができました。

STEP2:保険会社への連絡と必要書類の準備
帰国したら、すぐにアメリカン・エキスプレス保険ホットラインへ連絡を!
0120-234-4586
(通話料無料/9:00~17:00/土日祝休)
ホットラインに連絡した際に、事故の発生状況・破損した携行品などについて質問があります。
この電話連絡の約1週間前後に、登録住所宛てに保険金請求書類が届きます。

書類が届く前に破損した携行品を修理に出してもOK!
写真を撮ることだけは、お忘れなく。
STEP3:保険金請求〜入金までの流れ
以下の保険金請求に必要な書類を揃えて保険会社に提出します。
- 修理見積書(修理内容・数量・単価などの明細が確認できるもの)
- 写真(破損した財物の全体および被害を受けた部分が確認できる写真)
- 領収書(修理代の金額が記載のもの、修理見積書同様に明細が確認できるもの)
- eチケットまたは搭乗券半券(出国日・帰国日確認用)
- 利用条件確認書類(旅行代金をMBAカードで決済したことがわかる書類)

保険金請求には、修理代の領収書が必要となるため、必ずこの領収書をもらうようにしてください!
保険金が振り込まれるまで何日かかる?私が実際に請求したステップを時系列で解説!
携行品が破損…。焦らず、帰国まで壊れたものは捨てずに保管&写真撮影を忘れずに!
帰国後できるだけ早めに、保険ホットライン(0120-234-4586)へ連絡。
ホットライン後、保険会社担当者より電話連絡が来ます。
「どうして壊れたのか」を自分の言葉で丁寧に説明すればOK!
必要書類のチェックはこの時点で!
修理前の写真が特に大事なので、破損部分がはっきり写るように撮影しておきましょう
修理に出したら、必ず「見積書」をもらうのを忘れずに。
あとで保険金請求に使います!
修理費用は一旦自己負担(立替)になります。
この時も明細と領収書は絶対に受け取ってください。
書類がすべて揃ったら、保険会社へ保険金請求書類を提出します。
提出方法は「郵送またはメール送付」か担当者に確認!
メール対応可能なら断然メール対応がおすすめです。

私は、PDFデータで書類一式をメールに添付して、保険会社の担当者へ提出しました。
その結果、やり取りがスムーズに進み、書類提出から約10日後には指定口座に保険金が振り込まれました。
- PDFでの送付はスマホスキャンアプリなどでもOK!
(CamScannerやAdobe Scanなど) - メール送付であれば郵送のタイムロスをカットできて、全体の処理スピードがアップ!
- 担当者のメールアドレスは、事前に電話で確認しておくと安心
- 修理見積書
- 携行品の破損写真
- 領収書
- eチケットまたは搭乗券半券
- 利用条件確認書類
まさかの良いとこどり!?【海外旅行保険×ショッピング・プロテクション】

MBAカードを使っていると、“実は知らなかった”けど得することって意外とあります。
そのひとつが、「海外旅行保険」と「ショッピング・プロテクション」の併用です。
私自身、保険会社の方より「今回のケースでは併用が可能ですよ」と教えてもらい、ショッピング・プロテクションという補償の詳細を知りました。

今回、海外旅行中に破損したカメラが、MBAカード決済かつ購入後90日以内だったため、これら2つの保険が併用可となりました。
それぞれの保険条件と補償内容を比較しよう
補償名称 | 補償名称 | 補償名称 | 補償名称 |
---|---|---|---|
海外旅行保険 (携行品損害) | 旅行代金をMBAカードにて決済 | 携行品1点あたり最大10万円 (時価額または修理費のいずれか低い金額) | ✅1点につき3,000円 |
ショッピング・プロテクション | 商品をMBAカードで購入、かつ購入から90日以内 | ✅購入価格まで補償 (修理含む) | 1請求あたり10,000円 |
押さえておきたいポイントは、海外旅行保険の方が免責額が安いが補償額に上限があるという点です。
一方で、ショッピング・プロテクションは購入金額まで補償されるが免責額が高めという違いです。
※これら、補償内容は2025年4月時点の内容です。
詳細は公式サイトをご確認ください
併用するとどうなる?補償額と自己負担が有利に!

併用することによる大きなメリットは、以下のように被保険者にとって有利な条件へと自動適用されることです。
- 免責額:被保険者の自己負担額が少ない方の3,000円が適用
- 補償額:被保険者にとって安心な購入時の価格が補償限度額が適用
つまり、免責額は海外旅行保険の3,000円が適用され、補償額はショッピング・プロテクションの「購入金額まで全額補償」が適用されるという、いいとこ取りの形で補償される仕組みになっています。

デメリットが特に見当たらず、むしろ知らなきゃ損な制度だと実感しました!
併用パターン別の補償例でイメージをつかもう

実際に、海外旅行保険とショッピング・プロテクションを併用した場合の一例をあげ、補償額と免責額がいくらになるのか、解説します。
- MBAカードで旅行代金決済
- 破損した携行品は、別カード決済、もしくはMBAカード決済後91日以上経過している
パターン①の条件で、海外旅行中にカメラを破損してしまい、レンズ保護フィルター代18,000円、送料2,000円、合計20,000円の費用が発生したとします。
この場合、保険会社から受け取ることができる保険金は以下のようになります。
20,000-2,000–3,000=15,000円
- 2,000円:送料(修理費でないため補償対象外)
- 3,000円:海外旅行保険適用の免責額(自己負担額)

修理業者への送料が保険対象外であること知らずに、1回目の時は自腹で送料2,000円払ったな。。。
- MBAカード決済で一眼レフカメラ30万円を購入(※購入90日以内)
- MBAカードで旅行代金を決済
パターン②の条件で、海外旅行中にカメラを破損してしまい、カメラの修理費に300,000円、センサー清掃に4,000円、合計304,000円の修理代が発生したとします。
この場合、保険会社から受け取ることができる保険金は以下のようになります。
304,000-4,000–3,000=297,000円
- 4,000円:センサー清掃など修理と直接関係ないものは対象外
- 3,000円:海外旅行保険適用の免責額(自己負担額)

1回目の時は、送料が保険対象外って知らずに、もったいなかった…。
今回は直接持ち込んで修理したので、その分も節約できました。
海外旅行保険 × ショッピング・プロテクション【併用時の補償早見表】
項目 | 海外旅行保険 | ショッピング・プロテクション | 併用した場合 |
---|---|---|---|
適用条件 | 旅行代金をMBAカードで決済 | 商品をMBAカードで決済かつ購入90日以内 | |
補償上限 | 1個あたり10万円 (時価額or修理費の低い額が対象) | 購入金額まで | 購入金額まで |
免責額 | 1個あたり3,000円 | 1個あたり1万円 | 1個あたり3,000円 |
まとめ:マリオットアメックスカードで海外旅行中の万が一にも対応!
- 海外旅行保険が適用される条件と申請方法
- トラブル発生から保険金を受け取るまでの手順と注意点
- まさかの併用可?!
海外旅行保険×ショッピング・プロテクションのいいとこ取り
旅行中のトラブルは誰にでも起こりうる可能性があるもの。
だからこそ、万が一の際にどう対応すべきかを知っておくと、慌てずに落ち着いて対処できます。
もちろん、トラブルに巻き込まれるのを一番避けたいところですが、もしもの時に備えて、今回の記事で得た情報を最大限に活用しましょう。

修理前に破損したことがわかる写真は必ず撮影することを忘れずに!
さあ、次は心置きなく海外旅行を楽しんでください!
以上、知らなきゃ損!マリオットアメックス海外旅行保険のリアル体験談と活用法でした。