【春秋航空は大丈夫?】10時間遅延の実体験と補償のリアル|補償・対応・実際どうだった?
Last Updated on 2025年12月6日 by 紅茶
「春秋航空って安いけど、本当に大丈夫なの?」
そんな疑問を抱えながら検索して、このページにたどり着いた方も多いと思います。
実は私もまったく同じ気持ちで、他社より数万円安く、時間帯もちょうど良かったため深く考えずに予約をしました。
ところが当日、まさかの 10時間遅延。
その影響で予定していた上海観光はすべてキャンセルに。
上海空港に到着したのは 深夜24時。
飲食店もすでに閉まり、ただ空港で日本行きの便を待つだけの状態になってしまいました。

本来はタイ旅行の帰りに、上海乗り継ぎを活かして町歩きを楽しむ予定でした。
それがまさか、ここまで大きく予定が狂うとは思っていませんでした…。
直前に利用した中国東方航空がとても快適だったこともあり、今回も「中国の航空会社とはいえ大丈夫だろう」と油断していたのは完全に反省点です。
春秋航空は安さの魅力がある一方で、遅延リスクや補償の少なさについては、事前に知っておくべきことが多いと痛感しました。
本記事では、実際の遅延の様子を時系列でまとめながら、
春秋航空のリアルな対応・補償状況、そして同じトラブルに遭っても旅を壊さないための備えについて詳しく解説していきます。
- 【体験談】春秋航空で遅延が起きると実際どうなる?
- 航空会社や旅行サイトからの補償はあるのか
- 【意外と盲点】上海乗継で発生しやすい落とし穴
春秋航空を検討している方に、少しでも役立つリアルな情報をお届けします。
ぜひ参考にしてくださいね!
この記事を書いた人

名前 / Name
こーちゃ
海外渡航歴 / Overseas travel history
10ヶ国・30回以上(常夏な国多め)
旅スタイル / travel style
航空券は安く、ホテルは贅沢派。
世界遺産や絶景を求め、海外へ!
【中国系LCC】春秋航空とは?どんな航空会社か

春秋航空(Spring Airlines) とは、中国を拠点とするLCC(格安航空会社)で、
中国国内外に多数の路線を持つ大手LCCのひとつです。
- 本社:上海
- 運航モデル:LCC方式(低価格の代わりにサービスは最小限)
- 就航地:日本・東南アジア・中国主要都市など多数
- 国際線でよく使われる空港:上海浦東空港・上海虹橋空港
- 特徴:運賃が安い(季節によっては破格の値段)
サービスはLCCらしく必要最低限で、
機内食・受託手荷物・座席指定などは有料が一般的です。
また、LCC全般に言えることですが、
遅延時の対応や補償はフルサービスキャリアよりも簡易的になる傾向があり、
今回の私のような「遅延・当日中に飛ぶか不明」というケースも発生します。
【時系列】遅延が10時間になった経緯を解説
遅延理由:使用航空機到着遅れのため

当日中に出発できるか不明のため、航空会社手配のホテルで一時待機

待機していたホテルから改めてチェンマイ空港へ向かう

機内搭乗後、1時間弱待機しました。
理由は不明。
このように出発時刻が少しずつ後ろへずれていくため、
空港にいても、ホテルに戻っても、いつ呼び出されるかわからず、
ただ待つしかない状況が続きました。

最初の段階で「◯時間遅れます」とまとめて教えてもらえれば、
こちらも時間の使い方を考えられたのに……という気持ちでいっぱいでした。
そして何より不安を大きくしたのが、
『当日中に飛ぶのかどうか最後まで分からなかった』 という点です。
「もう別の便を取って帰ったほうがいいのか?」
「でも、あと少し待てば飛ぶかもしれない…」
そんな葛藤の中、確実な情報が得られないまま時間だけが過ぎていき、
判断ができない状態が続きました。
結果として10時間遅れで出発したものの、
飛ぶかどうか分からないまま待ち続けるという経験は、精神的にもかなり消耗するものでした。
【遅延時の補償まとめ】春秋航空とトリップドットコムの対応はこうだった

結論から言うと、補償は一応ありました。
ただし、その存在を知らないと受け取れずに終わる可能性が高いと感じました。
- 春秋航空:一人あたり329元(約7,300円)の現金支給
- トリップドットコム:1,500コイン(約2,000円)を付与
まず春秋航空からの現金補償ですが、これは事前に案内があったわけではなく、
私たちが上海空港でスタッフに「何か補償はありますか?」と尋ねて、
初めて知らされたものです。
実際その場で、スタッフは乗客名簿を確認しながら補償対象者にチェックを付けていましたが、名簿を見る限り、ほとんどの人が知らずに受け取らずに帰ってしまっていたようでした。

上海到着後に「補償があります」と一言アナウンスしてほしかった…。
知らないと受け取れない仕組みは正直どうなの?と思ってしまいました。
一方で、予約に利用したトリップドットコムは特に責任はないにも関わらず、
今回の遅延を考慮して次回の予約に使えるコインを付与してくれました。
さらに、遅延中もチャットで丁寧に対応していただき、
日本語で相談できたことは精神的にもかなり救われました。

「困った時に日本語で問い合わせできる」
これがどれほど安心感につながるか、今回身にしみて実感しました。
【遅延時の最大リスク】通信手段があるかで旅の明暗が分かれた話
今回の大遅延を通して強く感じたのは、
「通信手段をahamoにしておいて本当に良かった」ということでした。
- 乗継地でも設定不要ですぐ通信できる
- 中国でもVPNなしでSNSが日本と同じように使える
- 30GBまで使えるので、調べものや連絡も余裕
みなさんは海外旅行のとき、どんな通信手段を使っていますか?
SIMカード、ポケットWi-Fi、それともeSIMでしょうか。

私は完全に ahamo派(=eSIM派) です。
というのも、旅先以外の国。
たとえば 乗継地 で使える通信手段を、あえて別途用意する人は多くないはずです。
乗継が短時間なら「まあ、ネットがなくてもなんとかなる」
数時間だけ滞在する国のためにプランを追加するのも割高ですし、
わざわざ手間をかけるメリットも感じにくいですよね。

だからこそ私は、海外旅行ではいつもahamoを使っていました。
今回のような想定外の遅延や乗継地での滞在延長にも、
追加手続きなしで普通に通信できたおかげで、かなり救われました。
次の項目で、
なぜahamoが上海乗継でここまで強いのか
その理由を詳しく解説していきます。
月額2,970円で海外そのまま利用可!
SIMやWi-Fiより断然便利な海外での通信手段

事務手数料無料ですぐに使える!
【設定不要の強み】旅先はもちろん、経由地でもストレスゼロ
ahamoは、日本人が渡航する国の約98%で、面倒な設定なしでそのまま使えるのが大きな魅力です。

渡航予定の国や地域でahamoが利用可能か確認するには、ahamo公式をチェック!
今回の旅では最終目的地はタイでしたが、
乗継地である 上海でも、日本と同じようにスマホが普通に使えました。
追加設定やSIM交換などは一切不要です。

空港のWi-Fiにつなげばいいのでは?」
……と思う方もいるかもしれませんが、海外の空港Wi-Fiは基本的にあてになりません。
実際、遅延で一緒になった他の日本人の方々も、
上海空港のWi-Fiに接続しようとしていましたが、誰一人まともに通信できず。
ログイン画面すら開かない、という状況でした。

最終的に、私がahamoでテザリングしてお助けすることに…!
こんな形で役立つとは思いませんでした。
乗継地で急に足止めされる、予定外の滞在が延びる。
そんなときも、ahamoなら確実に通信できるので、本当に心強い存在でした。
【中国のネット規制でも安心】ahamoならSNSが普通に動く理由
海外旅行に行かれた方は聞いたことがあるかもしれません。
海外旅行に行った人なら耳にしたことがあるかもしれませんが、
中国では グレート・ファイアウォール と呼ばれるシステムにより、
インターネットが厳しく管理・制限されています。
そのため、日本では当たり前に使える以下のようなアプリが中国では基本的に利用できません。
- LINE
- Google検索・マップ・Gmail

ですが、例外的に ahamoは普通に使えるのです!
理由はシンプルで、
スマホの電波は中国で拾っているように見えても、
インターネットに接続するときは日本のサーバーを経由しているため、
中国の検閲の対象外になるからです。
仕組みを細かく理解する必要はありません。
覚えておくべきポイントはただひとつ。
ahamoなら、中国でも日本と同じようにLINEもInstagramもGoogleもそのまま使える。
これが、今回の遅延・乗継延長の中で、精神的な安心感につながった大きな理由でした。
【追加料金ゼロ】海外でも30GBまでそのまま使える安心感
ahamoは 1つのシンプルな料金プラン のみを提供するサービスです。
そのため、海外で利用する場合も複雑な手続きは一切不要。
渡航日数が15日以内であれば、追加料金なしで30GBまで通信が可能 です。
しかも設定は本当に簡単で、スマホの電源を入れればそのまま日本と同じようにネットが使えます。
SIMカードを入れ替えたり、WI-FIをレンタルしたりする必要がないので、旅先でのストレスがぐっと減ります。

「もっと容量がほしい」という方向けに、国内用の100GB大盛りプランもありますが、
海外で利用できる容量はどちらのプランでも 上限30GBで共通 です。
そのため、海外利用が目的であれば通常プランで全く問題ありません。
30GBというと、どれくらい使えるのかイメージしづらいかもしれませんが、
地図アプリ、料理店検索、ホテル予約、SNS投稿、調べもの……と
旅行中の一般的な使い方なら十分足りる容量 です。
特に今回のように「乗継地で足止めされる」「急に宿泊が必要になる」など、
想定外のトラブルが起きたときでも、
ここまで通信に余裕があると本当に心強いと感じました。
海外でのahamo利用の体感や、
実際に30GBをどれくらいのペースで消費したのかについては
以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。

まとめ|春秋航空は使える?使えない?実体験からの正直な結論
- 春秋航空で遅延が起きるとどうなるのか?
→ 時間が小刻みに延びる、当日中に飛ぶか不明、対応は最小限。 - 航空会社や旅行サイトからの補償はあるのか
→ 春秋航空からは329元の現金、Trip.comからは1,500コイン。
ただし案内がなく、自分で聞かないと受け取れない可能性あり。 - 【意外と盲点】上海乗継で発生しやすい落とし穴
→ 深夜着だと店も交通も閉まり、空港Wi-Fiも使えないことが多い。
確実な通信手段がないと、遅延後の判断ができず詰む。
春秋航空は価格面ではとても魅力的です。
ただ、今回のように遅延が起きると、
「飛ぶかわからない」「補償はごくわずか」「案内も不透明」
といった厳しい状況に直面する可能性があります。
私の結論はシンプルで、時間に余裕がある旅なら使う。
絶対に遅延できない予定がある日は使わない。
この線引きが大切だと感じました。
そして、中国系LCCを利用するなら、
乗継地で足止めされる前提で通信手段だけは必ず準備しておくこと。
情報が取れなくなると判断ができず、状況がさらに悪化します。
春秋航空を検討している方は、
安さのメリットとリスクをしっかり天秤にかけつつ、
「備えがあれば安心して使える」という点だけ、ぜひ覚えておいてください!
以上、【春秋航空は大丈夫?】10時間遅延の実体験と補償のリアル|補償・対応・実際どうだった?でした!
月額2,970円で海外そのまま利用可!
SIMやWi-Fiより断然便利な海外での通信手段

事務手数料無料ですぐに使える!

